カスタム!「プロジェクト(400)X」その4 リヤ周り② [400Xのカスタム?]
押忍。
このネタだけは年内に供養して終わりたかったが!
今となっては後の祭り!
年を越してタイトルも新たに!(笑)
リヤ周りの続編です。
さて、GK71F(3型)用スイングアームを使うに当たって、
まず問題になるのはリヤキャリパーの取り付け。
スイングアームにトルクロッドのブラケットがある、リジットマウントの400Xとは違い、
GK71Fはフレームからトルクロッドが伸びるフローティングマウント。
どちらの方法を取るにしても、ブラケットの増設は避けて通れません。
で!
珍獣の選んだ方法がコレ!
400Xと同じリジットマウントを採用。
このブラケットはどうしたのか・・・?
前出のGJ72Aのスイングアームにドナーになっていただき!
ギコギコ金鋸でブッタ切りました(まさに犯行・・・汗)
溶接に際しての材質の相性の知識も、金属加工の技術も持たない珍獣には!
こうする他なかったんです・・・と自己弁護(滝汗)
溶接は我が400Xの恩人!元ケンワースのT谷氏にお願いしました。
工賃¥4200。今回唯一プロにお願いした作業です。
位置決め、部材の面出し、取り付け面の地肌出しといった下準備は自分でしていきました。
一番悩んだのは位置決め。
チェーン調整によるホイールの前後によってストレスが掛かってはいけませんし。
取り付け面がケガキ線だらけになったのは言うまでもありません(汗)
ちなみにトルクロッドは400X用を使用しました。
また、リジットの400XのキャリパーブラケットはフローティングのGK71F用より薄いので、
スイングアーム内幅が10mmほど余ります。
コレにはバンディット400のハブ側カラーがドンピシャ!
アクスルシャフトも400X用では若干短いので、ヤフオクでのデータ採取の結果(笑)
GPZ400R(小忍者)用を使用。
さて!
正直ブラケットが付いた時点で、
「ああ・・・これで山は越えた・・・」と思いました。
が!
ボスキャラは最後に出て来るものです。
400Xのリンクをスイングアームに取り付け、スイングアームを車体に取り付け。
よっしゃ!リンクを車体に連結・・・と思ったら!
届かない!何でぇ!?
答はこちら!
左が400X用、右がGK71F(3型)のリンク。
長いレバーがサス側、短いレバーが車体取り付け側です。
車体取り付け側が400Xの方が数mm短いのがわかります。
この数mmが命取り!
また、スイングアームのリンクアームが短いせいもあるのでしょう。
中心の偏心カムをどの位置に回してもボルト穴が完全に重なることはありませんでした。
(リンクアーム間を渡るリンクの回り止め(シャフト)をぶった切ればあるいは・・・とも思いましたが
さすがにそれは断念)
ぐう・・・できれば!できる限り!リヤサスのキャラを決めるリンクは変えたくなかったが!
(珍獣のような素人がレバー比とか4点配置とか考え出すと脳味噌沸騰します。
ましてや相手は「レバー比可変システム」とも言えるE・フルフローター:爆)
もう後戻りはできません。GK71F用リンクを取り付け。
したら!
とんでもねースイングアームの垂れ角!(爆)
なのに!
リヤサスはノーマル長(290mm)でもギリギリ!
用意していたGSF1200用(300mm)は全く入りません。
リンクのサス側レバーが今度は短くなったため、リヤサスが立つことになるせいでしょう。
曲がりなりにも組み終えて、
見た目は最高!しかしナンバー下で計測してみると・・・
ヨシムラショーワ(290mm)+BT-45V(140/80)の3号機と比べて
55mmの車高アップ!(爆)
タイヤはこちら(150/70)の方が小径なのに・・・もう笑うしかありません。
そりゃバンク角欲しい、車高上げたいって思ったけどさ・・・
ノーマルより短いサスなんて持ってないし、タイヤ外径でさらに落とすくらいしか・・・(汗)
それにしてもこの立ち姿・・・美しい(爆)
いつもGパンとスニーカーばっか履いてる女の子の、
初めてのタイトミニ+ピンヒール姿にドキュドキュドキューン!!
てなったことあるでしょ?(俺はある)
この感動はまさにそれ・・・「ちゃんと歩ける(走れる)のか・・?」という心配も(爆)
その後、初走行を経て、
サスをヨシムラショーワ(290mm)に交換し再セッティング、
リヤタイヤを150/70から140/70に小径化。
その後半年に渡っての紆余曲折の結果、
ノーマルとは真逆の乗り味に変貌したものの、なんとか楽しめるレベルまで漕ぎ着けました。
しかし・・・ノーマルの乗り味での正常進化を目指したのに、結果はいわば突然変異(汗)
これも素人DIYカスタムの醍醐味!と強がっておきましょうか・・・
試行錯誤の「じゃじゃ馬慣らし」のこれからをお楽しみに(笑)
さて、次回はスイングアーム交換に伴って色々と派生した小ネタとステップ周りを。
車体周りの完結を目指します。押忍。
インパルスの歴史を探る旅、いつも楽しみに読んでますw
リンク!これはー血涙ですね~
こうやって読ませてもらうとGSX-Rと全く違う方向で作られているんだなぁと感心ですわ。
素直に「お金、掛けてるなぁ」と嬉しくなったりw。
開発チームは絶対「公道でRに負けれるかい!」てな思いで作ったんだろうなぁ。
反面「ディメンジョン、合わしておいてくれればー」という思いが(涙
しかし、ドクイックそうですね。>画像(汗
by hen (2008-01-20 15:56)
>henさん
押忍。コメント有り難うございます。
1号機のカスタムを終えてみて、
ホントに3/4型に乗ってみたくなりました。
いろんなヒントや答がそこにあるような・・・(笑)
ハンドリングはむしろ、
奥まで突っ込んで一気にスパッ!の3号機、
とっととクリップめがけてギューン!の1号機、って感じです。
しかしこの2台体制、楽しいです!押忍。
by 珍獣ハセガワ (2008-01-21 22:45)