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人と人、そして真実へ③ [バイクライフ]

押忍。せめて月刊ペース維持!(汗)

先週はフルウェット>ハーフウェット>ラインはほぼドライ>最後はまたフルウェット、と、

めまぐるしく変わるコンディションの中を、

今週は台風直前の貴重なドライを、腹一杯走り倒してきました。

CA3C0147.JPG 

ビバ!4ヶ月に一度の前後フレッシュタイヤ!

さて、前回の続き。 

翌朝の目覚めは至っていつも通り。

当然体の節々は痛むが、どれも「知ってる痛み」。

「人身にするまでもないかな」と思いながら職場に電話。事故の顛末を話し、まとまった休みをもらう。

「知ってる痛み」に怯える気はないが、なめてかかるつもりもない。

逆に「これくらい大丈夫!」と、負傷直後の安静をおろそかにした結果、

今も引きずっている若い頃の怪我の名残が残念ながらいくつかある。

「怪我は初期の養生が肝心!」なのだ。

ともあれ、盆休みとコラボした、思いがけない長い夏休みはとーっても!有り難かった(笑)

 

間もなくして、相手方からお見舞いの電話を頂く。義理堅い人だ。

そういう人には義理で返しましょ、ということで。

 

程なくして、相手方の保険会社から電話が入る。レスが早くて気持ちいいね! 

「人身の補償をそちらでちゃんとしてもらえれば、警察の方は物損事故扱いで構わないけど、そういうのできますか?」

と聞いてみる。過去の事故で某大手は「めんどくさいのでやめて」と言い放ったが、

今回の保険会社は、

「こちらの御契約者様へのお心遣い、本当に有り難うございます。人身、物損共に精一杯頑張らせていただきます。」

おお・・・

聞いたことのない保険会社だったから、正直結構不安だったのに・・・プロだ!

電話を代わった物損担当者と、バイクの現状確認の打ち合わせをして電話終了。

 

夕方には相手方が、高級洋菓子折を持って改めてお見舞いに来てくださった。 

保険会社からこちらとのやりとりを聞いたらしく、今まで以上のお辞儀バトルに(笑)

これ以上のお気遣いは有り難く辞し、「お互い気を付けていきましょう」と笑顔で別れる。

 

翌日、保険会社のアジャスター(物損の査定員)がバイクを見に来る。

正直、旧珍車乗りにとって、この時が一番気が重いし、ナーバスになる。

(「旧珍車=ゴミバイク」という感覚の人間はたくさんいるからね、どこにでも) 

が、今回の若い男性とは、

「自分もバイク乗るんですよ、アメリカンですけど」

「おお、何乗ってるんですか?」

「バルカンってやつなんですけど・・・」

「おお!カワサキ製ハーレーじゃ~ん!でっかいね!」

などと、いきなりのなごやかムード。

元から傷だらけの3号機、新しい傷を「ここと、ここ・・・」と言ってるこっちが恥ずかしくなるが、

一通り写真を撮り終えて、 

「おそらく時価額で補償という形になると思います。」とアジャスター君。

時価額・・・昔、前出の某大手にふざけた査定出されて(そのときも0/10の事故ね)、

「んな金じゃ中古のスクーターも買えんわボケエ!!」とダークサイドに墜ちたことが・・・

でもま、そうなるよなあ、と思いつつ、自分のバイクへの思い入れや、とりあえずの希望を伝える。

そんな中、アジャスター君がポツリと、

「20年近く・・・それじゃあもう大事なバイクって言うよりも『一部』ですよね、ハセガワさんの」

・・・・こっ・・・この野郎!!泣いちゃうぞコラァ!!

もーえーわ、君が出した査定額だったら、ワシ文句言わんわ・・・

「お約束はできませんが、精一杯頑張りますので」と、笑顔で去っていくアジャスター君。

なんだこの「爽やかな敗北感」は・・・(笑)

 

翌日、物損担当から電話。

まさかの!こちらの希望額+装備代、満額一発回答!

いや、ふっかけたつもりはないけど、それにしても・・・!

(旧車の時価額って昔より上がってるのかな?それとも某大手は・・・以下略) 

アジャスター君の名刺を取り出し、最敬礼の押忍!を決めたのは言うまでもない。 

 

おっとまた長文に・・・

続きます。押忍。


コメント(4) 
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コメント 4

とも

って事はインパルス美容整形ですか?
多分補修なんですよね~
無事示談完了を願っています。
by とも (2013-09-22 16:24) 

珍獣ハセガワ

>トモさん
押忍。またしても時間差レスでごめんなさい。
おかげさまで示談は滞りなく完了!しました。
インパルスには美容整形よりも高級サプリ!ってことで、
続きはウェブで!(笑)押忍。
by 珍獣ハセガワ (2013-10-06 23:26) 

yoshio

珍さん、災難に会ってたんだね~

その昔、M900に乗ってた頃(ナツカシス)
駐車場前でバックで飛び出してきたバ韓国人とは大違いだわ。
自分からぶつけてきて、降りるやいなや「私達は悪くないよね?」
だったし。

その前のH君の時は、クソガキを事故に入れてやったのに、
親が出てきて逆切れ。

どちらも心が折れたわw

珍さん、可愛そうだけど、羨ましす。
ともあれ、軽い傷でも後からくるからね。
お大事に。
by yoshio (2013-11-10 08:50) 

珍獣ハセガワ

>よしおさん
押忍。ごめん、ブログやってたこと忘れてた(爆)
忌まわしくも懐かしい追憶だねえ・・・(遠い目)
無事是名馬!押忍。
by 珍獣ハセガワ (2014-04-24 23:59) 

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