転がる石のように(涙) [1号機(400X)]
押忍。ご無沙汰しております。
五月はついに一度もブログの更新もせんと!
5/4の走行会のレポートも書かんと!
週末の某ダムにも出撃せんと!
珍獣は何をやっとるのかと!
いや、何をやっとったのかと!
言うと!
これだーっ!!ちくしょーっ!!(血涙)
(・・・なぜ一年前と同じ書き出しが使えるのだろう・・・)
まず今回は1号機のことから。
気分的には山のてっぺんから深~い谷底に転げ落ちて行ったような2ヶ月でした。
山のてっぺんは言うまでもなく!カスタムピープルへの掲載。
今となっては遠い日の出来事のよう・・・
「もう思い残すことはない」なんて連呼してたのがいけなかったのか・・・
憧れのハイグリップ(笑)TT900GPを初めて前後揃って装着し!
「もうこれで決まるだろ」のファイナルを13/43Tに変更し!
体調不良も何のその!
ゴールデンウィークに向けて走り込む日々!・・・だったのですが・・・
迎えた5/4(日)、三河道場第二戦。
さあ!今日こそは自己ベスト!と走り始めた1本目・・・
タイヤも暖まりペースを上げ始めた最終コーナー、2速全開で豪快にギヤ抜け!
ド派手にオーバーレブ!
???まさか・・・!?いや・・・そんな・・・
いつも以上にシフトに気を遣いながら走り続けるも・・・
1コーナーと最終コーナー、2速での立ち上がりでやはりギヤ抜けの症状が頻繁に・・・
間違いない・・・珍獣に過去3回エンジンの積み替えを強いた、
400Xの心臓最悪の持病、「2速ドリブンギヤのトルク負け」・・・
このまま走り続けるのは後続車にも危険を及ぼすので無念のピットイン。
「ペース落としてじわっと開ければなんとか走れんかな・・・」とコースインした2本目・・・
・・・なんかアクセルオフでエンジンからシャラシャラ音がするんですが・・・(涙)
オーバーレブを頻発させたせいでヘッド周りにもトラブルが・・・?
・・・コースインしてそのままピットイン・・・
わずか21周で珍獣のゴールデンウィークは終了。
しょうがない、ゆっくり帰ろうと思ったら、ついにはアイドリングしなくなり、
無念!の自走帰宅断念。
バブさんのポーターキャブに積んでいただくことに。
さらに!
精神的ダメージ大のままタイダウンを掛けたせいか、
帰りの峠道で、1号機、荷台でまさかのフルバンク!
落車しなかったのはホント、不幸中の幸いでした。
しかしめげてはいられません。
エンジンを探さなければ!
帰宅してツナギも脱がずにヤフオクで検索ドン!
・・・あった・・・¥3980(爆)
珍車の神は珍獣を見捨てません。
でもこれはきっと優しさではない。何かきっとオチがある。
とは言え、今の珍獣には他に選択肢があるはずもなく。
翌日、無事落札。
週中には到着しました。
まるで水産物のような荷姿・・・
早速各部をチェックすると・・・げげっ!被膜が剥けて切れかかってるハーネスが!
どこのだこれ!?まさかジェネレーターじゃないよな!?
辿っていくとスプロケットカバーの中に・・・ニュートラルスイッチ?
これならすぐに交換できるけど・・・あれ?ここってリード線1本だけじゃなかったっけ・・・
・・・・!!!
・・・ああ・・・ギヤポジションランプ用ですか・・・
これのおかげでクリスマスツリーがピカピカチュ~ってことですか・・・
つまり!教習車エンジン!ってことですか・・・
これが今回のオチですか・・・ええ!?珍車の神様よおう!!!
・・・・
大丈夫!教習車エンジンの何がいけないって言うんだ!(回答不要)
積めッ!いいからとっとと積み替えるんだ!俺!
ブツを目の前に、もう後には退けない・・・これがヤフオク頼みのDIYライダーの宿命です。
だーっしゃおらーっ!
ちなみに400Xの場合、地べたでエンジンを積む時は、
フロントフォークを外し、リヤタイヤを使った一輪車状態で、
転がってるエンジンにフレームをおっかぶせ、
エンジン後部の二つのマウントから連結>ダウンチューブをくぐらせて各部を固定、
と言う段取りが一番手っ取り早い。
いくら気持ちがささくれ立っているからと言って!
写真のようにフォークを抜かずに作業を始めてしまうと、
いざ積む段になってものすごーく手間取ります。
さらに苦し紛れにリヤホイールを外してしまおうものならもう最悪。
バイクの形に戻すまでに何度も!
深夜の住宅街の真ん中で哀を叫ぶことになります(今回の俺ね・・・)
さて、それでもなんとかエンジンを積み替えました。
日を改めて、マフラーを取り付け(ステーも再加工)、水路をフラッシング、オイルを交換。
エンジン始動!さあ!どうだ!?
・・・・かつての愛機、油冷R750を思い出させる振動とメカノイズ・・・
添加剤やオイルの効果テストにこれほど適したハツはそうないかも知れない(笑)
今までの6基の中では間違いなくワーストのフィール。
最長距離を走った60000kmエンジン(2基目)でもここまでではなかったような・・・
・・・掴んだね、俺。
(言っておくが「掴まされた」ではない。俺が掴んだのだ!自分の意志で:涙)
それでも!
教習車特有のカックンクラッチ癖が付いていても!
水温ゲージがイカレてて水温計の針が常に真ん中ちょい上にあっても!
委員です。医院だよ。いいんだて。ちゃんと走るがね(爆)
ものすごーくドロリとした疲労感を残し!
1号機、再起動。
もうエンジンの積み替えなんかしない。
いつかきっとまたやるだろうけど・・・ホント、もうやだ(爆)
さて、お次のトホホは現時点での最大の悩みの種であるリヤ廻り。
沈み込みが大きいのに戻ってこない。
プリロードをかけて、伸び側の減衰を抜けば若干戻りはよくなるが、今度はまともに走れない。
スイングアーム交換に伴うリンク廻り全取り替えの弊害と半ば諦めていたのですが、
5月の走行会で複数の方の意見を伺うと、やはり「健全ではない」・・・と。
サスのOHで改善できるのでは・・・と言うことで。
某有名ファクトリーでOHをお願いしました。
結果としてはリザーバータンク内の窒素ガスがかなり抜けていたとのこと。
5.5kg/cmまで落ちていたのを11.0で再充填されて帰ってきました。
その他の部分は特に問題はなく、比較的キレイだったとのこと。
セッティングデータに全バラ状態での写真、交換したシール・メタル類も戻ってきました。
砕け散っていたバンプラバーの交換(¥1000)込みで¥26880(税込み)
痛い出費ですがこれで良くなれば・・・
装着してみると・・・おお!プリロードが抜いてあっても明らかに戻りが良くなっています。
減衰調整もOH前よりも違いがはっきりわかります。新品状態だとこうなんだなぁ(笑)
OH自体の結果には大満足です。
ただ不安は・・・
さらにケツ上がり・・・サスが本来の性能を取り戻したということは、
皮肉にも今までのセットアップはほぼ白紙、と言うこと。
試走してみた感触は、
街乗りレベルではものすごく乗り心地が良くなっていてびっくり!
逆に、安心して速く走るためのセッティングについてはまさに五里霧中・・・
あちらを良くすればこちらにネガが。
このディメンションのアンバランスはセッティングでごまかせるレベルではないのか・・・
フロントも含めてあーでもないこーでもないしながらも結局決まらないまま、
迎えた6/8(日)、三河道場第三戦。
この上なくトホホなオチが待っていました。
続きます。押忍。
五月はついに一度もブログの更新もせんと!
5/4の走行会のレポートも書かんと!
週末の某ダムにも出撃せんと!
珍獣は何をやっとるのかと!
いや、何をやっとったのかと!
言うと!
これだーっ!!ちくしょーっ!!(血涙)
(・・・なぜ一年前と同じ書き出しが使えるのだろう・・・)
まず今回は1号機のことから。
気分的には山のてっぺんから深~い谷底に転げ落ちて行ったような2ヶ月でした。
山のてっぺんは言うまでもなく!カスタムピープルへの掲載。
今となっては遠い日の出来事のよう・・・
「もう思い残すことはない」なんて連呼してたのがいけなかったのか・・・
憧れのハイグリップ(笑)TT900GPを初めて前後揃って装着し!
「もうこれで決まるだろ」のファイナルを13/43Tに変更し!
体調不良も何のその!
ゴールデンウィークに向けて走り込む日々!・・・だったのですが・・・
迎えた5/4(日)、三河道場第二戦。
さあ!今日こそは自己ベスト!と走り始めた1本目・・・
タイヤも暖まりペースを上げ始めた最終コーナー、2速全開で豪快にギヤ抜け!
ド派手にオーバーレブ!
???まさか・・・!?いや・・・そんな・・・
いつも以上にシフトに気を遣いながら走り続けるも・・・
1コーナーと最終コーナー、2速での立ち上がりでやはりギヤ抜けの症状が頻繁に・・・
間違いない・・・珍獣に過去3回エンジンの積み替えを強いた、
400Xの心臓最悪の持病、「2速ドリブンギヤのトルク負け」・・・
このまま走り続けるのは後続車にも危険を及ぼすので無念のピットイン。
「ペース落としてじわっと開ければなんとか走れんかな・・・」とコースインした2本目・・・
・・・なんかアクセルオフでエンジンからシャラシャラ音がするんですが・・・(涙)
オーバーレブを頻発させたせいでヘッド周りにもトラブルが・・・?
・・・コースインしてそのままピットイン・・・
わずか21周で珍獣のゴールデンウィークは終了。
しょうがない、ゆっくり帰ろうと思ったら、ついにはアイドリングしなくなり、
無念!の自走帰宅断念。
バブさんのポーターキャブに積んでいただくことに。
さらに!
精神的ダメージ大のままタイダウンを掛けたせいか、
帰りの峠道で、1号機、荷台でまさかのフルバンク!
落車しなかったのはホント、不幸中の幸いでした。
しかしめげてはいられません。
エンジンを探さなければ!
帰宅してツナギも脱がずにヤフオクで検索ドン!
・・・あった・・・¥3980(爆)
珍車の神は珍獣を見捨てません。
でもこれはきっと優しさではない。何かきっとオチがある。
とは言え、今の珍獣には他に選択肢があるはずもなく。
翌日、無事落札。
週中には到着しました。
まるで水産物のような荷姿・・・
早速各部をチェックすると・・・げげっ!被膜が剥けて切れかかってるハーネスが!
どこのだこれ!?まさかジェネレーターじゃないよな!?
辿っていくとスプロケットカバーの中に・・・ニュートラルスイッチ?
これならすぐに交換できるけど・・・あれ?ここってリード線1本だけじゃなかったっけ・・・
・・・・!!!
・・・ああ・・・ギヤポジションランプ用ですか・・・
これのおかげでクリスマスツリーがピカピカチュ~ってことですか・・・
つまり!教習車エンジン!ってことですか・・・
これが今回のオチですか・・・ええ!?珍車の神様よおう!!!
・・・・
大丈夫!教習車エンジンの何がいけないって言うんだ!(回答不要)
積めッ!いいからとっとと積み替えるんだ!俺!
ブツを目の前に、もう後には退けない・・・これがヤフオク頼みのDIYライダーの宿命です。
だーっしゃおらーっ!
ちなみに400Xの場合、地べたでエンジンを積む時は、
フロントフォークを外し、リヤタイヤを使った一輪車状態で、
転がってるエンジンにフレームをおっかぶせ、
エンジン後部の二つのマウントから連結>ダウンチューブをくぐらせて各部を固定、
と言う段取りが一番手っ取り早い。
いくら気持ちがささくれ立っているからと言って!
写真のようにフォークを抜かずに作業を始めてしまうと、
いざ積む段になってものすごーく手間取ります。
さらに苦し紛れにリヤホイールを外してしまおうものならもう最悪。
バイクの形に戻すまでに何度も!
深夜の住宅街の真ん中で哀を叫ぶことになります(今回の俺ね・・・)
さて、それでもなんとかエンジンを積み替えました。
日を改めて、マフラーを取り付け(ステーも再加工)、水路をフラッシング、オイルを交換。
エンジン始動!さあ!どうだ!?
・・・・かつての愛機、油冷R750を思い出させる振動とメカノイズ・・・
添加剤やオイルの効果テストにこれほど適したハツはそうないかも知れない(笑)
今までの6基の中では間違いなくワーストのフィール。
最長距離を走った60000kmエンジン(2基目)でもここまでではなかったような・・・
・・・掴んだね、俺。
(言っておくが「掴まされた」ではない。俺が掴んだのだ!自分の意志で:涙)
それでも!
教習車特有のカックンクラッチ癖が付いていても!
水温ゲージがイカレてて水温計の針が常に真ん中ちょい上にあっても!
委員です。医院だよ。いいんだて。ちゃんと走るがね(爆)
ものすごーくドロリとした疲労感を残し!
1号機、再起動。
もうエンジンの積み替えなんかしない。
いつかきっとまたやるだろうけど・・・ホント、もうやだ(爆)
さて、お次のトホホは現時点での最大の悩みの種であるリヤ廻り。
沈み込みが大きいのに戻ってこない。
プリロードをかけて、伸び側の減衰を抜けば若干戻りはよくなるが、今度はまともに走れない。
スイングアーム交換に伴うリンク廻り全取り替えの弊害と半ば諦めていたのですが、
5月の走行会で複数の方の意見を伺うと、やはり「健全ではない」・・・と。
サスのOHで改善できるのでは・・・と言うことで。
某有名ファクトリーでOHをお願いしました。
結果としてはリザーバータンク内の窒素ガスがかなり抜けていたとのこと。
5.5kg/cmまで落ちていたのを11.0で再充填されて帰ってきました。
その他の部分は特に問題はなく、比較的キレイだったとのこと。
セッティングデータに全バラ状態での写真、交換したシール・メタル類も戻ってきました。
砕け散っていたバンプラバーの交換(¥1000)込みで¥26880(税込み)
痛い出費ですがこれで良くなれば・・・
装着してみると・・・おお!プリロードが抜いてあっても明らかに戻りが良くなっています。
減衰調整もOH前よりも違いがはっきりわかります。新品状態だとこうなんだなぁ(笑)
OH自体の結果には大満足です。
ただ不安は・・・
さらにケツ上がり・・・サスが本来の性能を取り戻したということは、
皮肉にも今までのセットアップはほぼ白紙、と言うこと。
試走してみた感触は、
街乗りレベルではものすごく乗り心地が良くなっていてびっくり!
逆に、安心して速く走るためのセッティングについてはまさに五里霧中・・・
あちらを良くすればこちらにネガが。
このディメンションのアンバランスはセッティングでごまかせるレベルではないのか・・・
フロントも含めてあーでもないこーでもないしながらも結局決まらないまま、
迎えた6/8(日)、三河道場第三戦。
この上なくトホホなオチが待っていました。
続きます。押忍。
転がった石はまだ止まらなかったようですね。
by 修行僧 (2008-06-13 21:20)
きちゃいましたかー、いっちゃんやっかいなの。
明日はわが身かと思うと、それはもう(涙)
エンジンがさっくり見つかって何よりです。ま、まぁ今ンとこ辺りがついて
ないだけというところで(汗)
足回り、決まらないですねー。うちももう一台はもがいてまう。インパルスは
自分的にいい感じです。フロントがちょっと、ん?だけどw。
頑張ってください~
by hen (2008-06-14 14:55)
>修行僧さん
押忍。まだ止まりません。もう少し転げ落ちます。押忍。
>henさん
押忍。来ちゃいましたよ(涙)
足回りについてはですね、
そろそろアルミの魔力から解放されそうです(笑)
押忍。
by 珍獣 長谷川 (2008-06-14 22:57)